その年の秋、数人のスタッフと新しいサービスを考えていました。というのも、この頃生徒さんから頻繁に「仕事の関係で短期間で上達しなければいないのですが、どうしたらいいですか?」、「伸び悩んでいるのですが、どうしたらいいでしょう?」といった「もっと上達したい!」という声をいただくようになっていたからです。そこで7アクトとして何かできないだろうかとみんなでミーティングをしていたのです。

その場でひとつの案がでました。マンツーマンレッスンだけではなく、レッスン、自宅学習などセルフスタディのアドバイスを行うサービスがあってもいいのではないかというものです。

英会話は週に一度や二度のレッスンでは絶対に伸びることはありません。英語に触れる時間の絶対数が少ないからで、これは7アクトでも最初から認めていることです。なるべく自宅でのスムースな学習にお役に立てればと考え、会員専用ページ【リンク】の充実に力を入れてきました。しかし、お客様からはもっと本格的な学習応援サービスが求められていたのです。

ミーティングで出た案は私自身も設立時に『いつか7アクトでやりたい』と思っていたことでした。

ところが、このサービスには問題がありました。経営の視点で価格を計算したところ、お客様が到底買ってくれるとは思えない額になってしまったのです。

私たちは何日も頭を悩ませ、最後には「とにかく販売してみよう」ということになりました。この決定にスタッフの間に批判的な空気が流れます。『そんな高い商材が売れるはずがない』、『今まで7アクトは価格のてごろさを売りにしていたのでお客さんの期待を裏切るのではないか』という声でした。このときばかりは、さすがに私も躊躇しましたが、それでも思い切って実行しました。

「VIPサービス」と名づけ、2002年の12月に販売をスタートしました。最初の募集で4人のお客さんが申し込みをされ、年内にさらに4名のお客さんが加わりました。

VIPサービスの成り行きには7アクトのスタッフ全員が注目していました。そして、数ヵ月後、生徒さんにアンケートを実施することになりました。結局、サービスを判断するのはお客様なのです。

「理恵社長、送られてきましたよ」

スタッフが手渡すアンケート用紙を読んで私と担当スタッフは飛び上がって喜びました。ほとんどの方が値段に見合っているか、それ以上の価値があるとの声をくれたからです。心底報われた気がしました。そして、この成果を見て懐疑的だった他のスタッフも協力的になってくれました。

この「VIPサービス」がきっかけとなって、現在の「コンプリートプラン」が生まれたのでした。

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